SLの思い出
ここ最近、毎週聴いている一つのラジオ番組があります。
東急線沿線で主に放送されているコミュニティラジオ局「FMサルース」にて、
毎週金曜夜9時から1時間放送している鉄道情報番組「TRAIN-TRAIN」です。
今日9月10日放送のテーマは「SL」
SLとの忘れられない思い出。
それは幼少期の出来事。
母方の実家北海道小樽に帰省している時のことでした。
小学校1年生くらいの夏休みでしたでしょうか。
駅を発着する列車の汽笛が日常的に聞こえる場所なのですが、
ある時、普通の列車とは明らかに違う、おなかの底から響き渡るような力強い汽笛を聞いてしまい、「SLニセコ号」が来ていることを知ります。
当時博物館でしか蒸気機関車を見たことのなかった自分は、
家族を巻き込んで急いで小樽駅へ。
当時初めて見る"本物の煙を出している蒸気機関車"です。
C11形蒸気機関車。
目を輝かせながら停車中の機関車の隅々まで見入っていたのを、きっと機関士さんは見つけてくださったのでしょう。
「ぼく、運転席乗ってみるか?」
次の瞬間には、
機関士さんに抱きかかえられ、帽子までかぶせてもらって、
窓から顔を出し機関士さんと一緒に写真を撮ってもらっていたのです!
自分も機関士さんも満面の笑みで写っているこの写真、
今でも大切にアルバムにはさんでいます。
番組でも読んでくださったこのエピソード。
「SLニセコ号」はもう運転されてませんが、この列車で使用されていた2機のC11型蒸気機関車のうち1機が東武鉄道に譲渡され「SL大樹」として運転されています!
なかなか気軽にひょいと行けない北海道。
ニセコ号の方からこっちに来てくれたような感覚です(´∀`)
皆さんは、ラジオ聴くことありますか??
最近は”音のSNS”というものも出てきているようで、
ラジオの価値が再確認されようとしていますね!
今日も楽しくラジオを聴いて「ようこそ土曜日!」としたいと思います♪(´ε` )